前回のブログ更新(浮気する男女の理解し難い行動1)に引き続き、私個人が理解することができない「浮気する男女の行動」について、過去にあった実際の調査の経験から個人的な考えを述べてみたいと思います。
浮気や不倫に対する感情
私は自分自身が浮気や不倫に対しての感覚が麻痺してしまっている部分があると認識しています。
それは年間を通して、数多くの浮気や不倫のお悩みに対するご相談を受けて、あまりにも浮気や不倫というものが身近になり過ぎたせいもあるかと思っています。
探偵を生業としていますから浮気や不倫行為に接することが多くなることは必然で、もう生活の中に当たり前のように溶け込んでいるというのが実情です。
ただ、「浮気や不倫に対する感覚の麻痺」とはいっても、そういった行為を「どうでもいい」とか「肯定する」という考えがある訳ではありません。
しかし、多くの依頼者様からご相談を受けているとそれが当たり前になってしまい、無意識の内に浮気や不倫行為の罪の重さについて意識することを忘れている瞬間があるのも事実なのです。
ですから私は前回のブログ更新でも書いた通り、依頼者様の心情を意識的に考えるようにしています。依頼者様の立場で物事を考えることで、浮気や不倫行為の罪の重さをあらためて認識することができるからです。
限度を超えた行動
実際の浮気調査の現場では感情的になることは許されません。感情的になり過ぎて突っ込み、調査を台無しにしては元も子もありません。
ですから、調査中はなるべく浮気・不倫行為に対する感情は押さえて冷静な調査を心がけています。
しかし、私も人間ですから対象者が限度を超えた行動を取ると怒りにも似た感情が沸いてくることもあります。
以前、依頼者様は奥様、対象者が旦那様という浮気調査がありました。対象者は電車通勤だったため、浮気相手の女性と会う際は女性が車で対象者を拾うパターンがほとんどでした。
それで食事に行ったりホテルに行ったりとお約束の行動を取るわけですが、その後の2人の行動が私には理解できないものでした。
女性は対象者を車で自宅前まで送り、更に自宅前でしばらく会話を続けたのです。
依頼者様である奥様はこの行為に気付いており、浮気という現実を突きつけられ旦那様に対する情が冷めていたところ、追い討ちのように配慮の無い行動をされ、この時に離婚を決意したと調査結果ご報告の際におっしゃってました。
私自身もこれには呆れました。怒りよりも呆れですね。
何が目的なのでしょう?
見せ付けて楽しんでいるのでしょうか?
最早、まともな人間のとる行動ではありません。(浮気している時点でまともではないと言われればそれまでですが・・・)
もう一つ、よく覚えている案件があります。
依頼者様は旦那様、対象者は奥様。この浮気調査は離婚調停中に行われました。奥様が離婚理由として挙げていたのは「性格の不一致」やら「夫のDV」など。
「性格の不一致」という点については真意が分かりませんが、DVに関しては全くの出鱈目だったと私は思っています。証拠(診断書等)もありませんでしたし、とてもDVをするような依頼者様には見えませんでした。
依頼者様は突然の離婚要求に対して混乱しましたが、落ち着き始めた頃、奥様の浮気を疑い浮気調査のご依頼をしてきました。
既に別居中でしたので調査事態は少し苦労しましたが、結果は黒。旦那様の予想が当たってしまいました。
その後、浮気の証拠がある事を伏せたまま話し合いを続け、お子様の親権は旦那様が取ることになりました。
別居の段階では奥様がお子様を引き取っていたのですが、離婚をして親権を放棄すると言いだしたそうです。
お子様の引き渡しの際にも調査を実施したのですが、奥様は何の躊躇いもなくお子様を引き渡していました。その時点で「救いようが無い女性だな」という感想を持ってしまいましたが、引き渡し後の行動も呆れ返るものでした。
奥様はお子様を引き渡した後、その足で浮気相手の男性と落ち合い、スーパーで仲良く買い物をして男性の自宅に消えていきました。
自己中心的で、「他人がどうなろうが自分が良ければそれでいい」という思考を現実に見せ付けられ、旦那様やお子様のことを考えるとなんともやり切れない気持ちになったことを覚えています。
最終的には奥様の浮気を証明できたことによって、離婚条件自体は最悪の結果は避けられたようです。
旦那様とお子様が幸せに生活していることを願ってやみません。
主な探偵業務エリア
探偵・興信所「マックス調査事務所 相模原」では神奈川県相模原市を拠点として、全国を対象とした探偵業務活動(浮気調査・人探し等)を行っております。神奈川県相模原市の周辺地域(八王子市・町田市・厚木市・座間市・大和市等)では無料出張相談も行っております。移動経費等、一切費用はいただきませんので、お気軽にご相談ください。