四季の内、春を嫌う人はあまりいないのではないでしょうか。

私たち探偵・興信所を営む人間にとっても、春は仕事のしやすい良い季節です。

このブログを更新をしている今現在は既に5月の中旬を過ぎ、徐々に気温の高まりを感じるようになってきました。あと2ヶ月もすれば夏真っ只中となり、私たち探偵にとって過酷な張り込みの日々が続くことになるのです。

私個人としても夏は最も嫌いな季節なんです。もう耐えられません、暑さと湿気と汗でびっしょりの体は本当に不快な気分にさせられます。

尾行中、調査対象者は一定のペースで自分なりのスピードで歩けばいいのですが、探偵側としてはそうはいきません。対象者との距離をはかり、対象者が道を曲がり姿が見えなくなればダッシュで距離を詰めなければなりませんし、正面から顔をはっきりと撮影するために走って対象者を追い抜くこともあります。

対象者が日陰のベンチで休んでいる最中、日向で立ったままの張り込みなんていうこともありえますし、対象者はエレベーター・エスカレーターなのに探偵は階段をダッシュということも。

同様に冬も尾行・張り込みの厳しい季節だと思いますが、夏のように湿気や汗がないので個人的には夏より冬の方が圧倒的に楽に感じられます。

調査に影響を及ぼす天候

前述の「暑い・寒い」のレベルの話であれば探偵の忍耐力でどうにかなるものですが、これが「雨・雪・強風」となると忍耐力でどうこうできるものではないですから、直接、尾行や証拠撮影に影響を及ぼす場合があります。

「雨の場合」

基本的に雨が降っているからといって浮気調査・素行調査が出来ないということはありません。ただし、雨が調査に影響を及ぼす場面は多々あります。

例えば徒歩での尾行中、単純に傘1本持っているだけでも片手が傘で埋まってしまい、両手でカメラを扱うよりも機敏さに劣ることが考えられます。

車での尾行中には、普通であれば車に乗っている対象者とその浮気相手の姿を撮影することができる場面でも、雨による車のガラスにつく水滴で、車内まで撮影できないことがあるなど、証拠撮影に影響が及ぶ可能性も否定できません。

「強風・台風の場合」

風だけであれば影響は少ないかもしれませんが、それに伴い雨が降っている状況では極めて厳しい調査環境であるといえます。上記の「雨の場合」以上に調査に影響がでるとお考えください。

台風の場合、強い雨を伴うことが一般的です。そうなってしまうと撮影機材を慎重に扱わなければならなくなったり(機材を濡らさないように)、良い撮影ポジションをとれなくなるなどの影響が出てきます。

「雪の場合」

雪の場合も雨と同じような影響がでると考えられます。また、過去に実際に起こったケースで、車での尾行トラブルがありました。

ある雪の日の浮気調査での車両尾行中、対象者に尾行がばれないようにする為、他人の車を1台挟んで尾行していたのですが、緩い坂道でその車がスリップして動けなくなってしまったことがありました。

私たち探偵の車はスリップしている車を追い越すことができない交通状況でしたので、その時点で対象者の尾行を断念せざるを得ませんでした。この時はGPSを対象者車両に取り付けていたので最悪の事態は避けられましたが、雪の場合、想定外のトラブルが起こることも念頭に置かなければなりません。

調査日の変更

天候が調査に悪い影響を及ぼす可能性がある時は、調査日の変更も視野に入れて考えるべきです。

勿論、浮気調査などでは「その日に浮気相手と会うことが確実」といった理由で調査日の変更が難しい場合もありますが、調査を実施するチャンスがその日だけではないということであれば、より良い結果を掴む為にも調査日の変更は有効な一手であるといえます。

主な探偵業務エリア

探偵・興信所「マックス調査事務所 相模原」では神奈川県相模原市を拠点として、全国を対象とした探偵業務活動(浮気調査・人探し等)を行っております。神奈川県相模原市の周辺地域(八王子市・町田市・厚木市・座間市・大和市等)では無料出張相談も行っております。移動経費等、一切費用はいただきませんので、お気軽にご相談ください。