インターネットが普及し始めたのはいつ頃だったでしょうか?

因みに私がインターネットを利用し始めたのは、20年程前だったと思います。当時は回線の速度も遅く、23時から8時までしか定額料金で使えないなど、ストレスのたまる契約内容だったのを憶えています。

それが今ではスマートフォンという常時ネット接続の小型端末を1人が1台(以上)所有する時代になってしまいました。

本当に便利になったものです。

もちろん探偵業を営む私にとっても、スマートフォンはなくてはならない仕事道具のひとつとなっております。

そして当探偵社にご相談に来る依頼者様もスマートフォンを駆使して、お悩みの解決方法を探すのが当たり前になってきました。

ネットが浮気調査に及ぼすのは恩恵だけ?

探偵にとって、スマートフォン(携帯電話)が便利なのは間違いありません。

携帯電話が無い時代は調査員同士の連絡をトランシーバーでとっていました。一定の範囲内であれば簡単に連絡をとることができるトランシーバーは今現在でも多くの業種で利用されている優れた連絡機器です。

しかし、調査員から見れば距離の制限がなく連絡をとりあえる携帯電話の方が、より使いやすいと感じるのは当たり前です。

スマートフォンに至っては更に高機能で、調査中における簡単なメッセージのやり取りや、地図機能(これは探偵にとっては本当にありがたい)等、盛り沢山。

携帯電話やネットを有効利用しているのは依頼者様も同じで、スマートフォンやパソコンを用いて探偵社の情報を集めて比較したり、浮気や慰謝料に関する情報を集めたり、SNSを使って家族や知人に現在の夫婦の状況を相談したり、かなり多くの情報・知恵を得た上で当探偵社にご相談に来る方が多いと感じます。

しかし、簡単に情報が入手できることが探偵やその依頼者様にとって恩恵ばかりなのかというと、そうでもないのです。

ネットが浮気調査に及ぼす弊害

インターネットやスマートフォンの普及により浮気の被害を受けている人たちは、対策をするための情報を比較的簡単に入手できるようになりました。浮気を証明するための証拠の基準や、慰謝料の相場等はネットを検索すれば簡単に知ることができます。

しかし、忘れてはならないのはインターネットの情報により恩恵を受けるのは利用する全ての人であるということです。

つまり、浮気をしているあなたの夫(妻)も同じく情報化社会の恩恵を受けていることになります。あなたの夫(妻)は浮気を隠すための知恵や知識をインターネットで集めているかもしれません。

浮気の証拠である不貞行為を証明するための基準をあなたの夫(妻)が調べていたらどうなるでしょう?不貞行為の基準を知っていれば、そこに引っかからないように浮気相手との逢瀬に工夫をするかもしれません。

浮気がバレたとしても慰謝料を払いたくない。ネットで情報を集め慰謝料を支払わないで済むよう、対策を立てていたらどうなるでしょう?浮気を証明しても「支払い能力が無いので払えません」という結末になってしまうかもしれません。

浮気をしている夫(妻)も、あなたと同等の情報を簡単に手に入れることができることを、常に頭において対策をしていくことは非常に大事なことです。

次回「情報化社会が及ぼす浮気調査への弊害2」に続きます。

主な探偵業務エリア

探偵・興信所「マックス調査事務所 相模原」では神奈川県相模原市を拠点として、全国を対象とした探偵業務活動(浮気調査・人探し等)を行っております。神奈川県相模原市の周辺地域(八王子市・町田市・厚木市・座間市・大和市等)では無料出張相談も行っております。移動経費等、一切費用はいただきませんので、お気軽にご相談ください。