今、この記事を見てくださっている貴方はどういった方なのでしょうか。貴方の配偶者や恋人が浮気をしている、もしくは浮気をしているんじゃないかと疑っている方ですか?それともご自身ではなく、家族・友人・知人が浮気をしている方、あるいはただの興味本位で見ている方でしょうか。
ここは探偵・興信所が運営するサイトですので、実際に浮気・不倫問題で悩んでいる方々を対象として運営しております。ですから、ただの興味本位で見ているという方には退屈な内容かもしれません。
逆に浮気・不倫問題に関して本気で悩んでいる方には少しでも役に立つ情報をお届けしようと努力しておりますので、このまま読み進めていただければ幸いです。
本記事では浮気や不倫問題に関してどのような思考や行動をもって臨むべきなのか、私なりの意見を書いていきます。
浮気の責任は誰にあるのか
まず最初に「浮気の責任」に関してハッキリさせておきたいと思います。責任に関して認識がずれていると正しい判断をすることができなくなりますので。
私は探偵として日々、浮気問題についてのご相談を受けています。そういったご相談の際に相談者様からよく聞く言葉があります。それは「配偶者(恋人)が浮気をしたのは、私にも多少責任がある」という言葉。ご自身がそう仰るのですから、そうなのかもしれません。配偶者や恋人に対し、不満を持たせるような言動に心当たりがあるのでしょう。
しかし、本当に浮気をされた人間に責任はあるのでしょうか?浮気・不倫の是非とその責任の所在について、一般的には浮気をした人が悪く、浮気をした人に責任があると考えられています。一方で、浮気をされた方にも責任があるという意見(一部の少数派だと思いますが)があるのも事実です。
私は探偵・調査員として、相談者様が「自身にも責任がある」と仰る場合には、こう伝えます。「貴方に非はありません、浮気・不倫問題に関しては浮気をした人に100%の責任があります」と。私は「浮気をされた人にも責任がある」という意見には賛同できません。
探偵・興信所業界で働き始め、これまで考えない日は無いというほど浮気・不倫について考えてきましたが、何度考えても「浮気・不倫はした方が100%悪い」との考えに至ります。そして、私の考え方が一般的であるべきだと思っています。
浮気をした理由?
浮気をした人間の内、全く言い訳をしないで100%の非を認める人は極少数派だと感じます。浮気をした彼ら(彼女ら)に言わせると、自分が浮気をしたのにはそれなりの理由があるらしいのです。
私は探偵という職業柄、依頼者様から浮気の理由を何度も聞いたことがあります。しかし、これまでに私が聞いた浮気の理由の中で「それは浮気をしてもしょうがない」「浮気をするしか解決方法がない」と思えた理由は1件もありません。浮気を正当化できるような納得のいく理由を私は1件も聞いたことがないのです。
例えば、よくある定番の理由として
- 恋人からの愛情を感じられない
- 配偶者がかまってくれなくて寂しかった
といった理由があります。
浮気を正当化するためにどこかで聞いたことのある、もっともらしい理由を言い訳として使っているのか、もしくは本心でそう言っているのかどうかは分かりませんが、どちらにしてもその程度の理由で浮気・不倫を正当化しようとするのは無理があります。
どうして配偶者が優しくしてくれない、かまってくれないと浮気をするという考えになるのでしょう?
この場合、配偶者が「優しくしてくれない、かまってくれない」ことが問題なのですよね?浮気をすると配偶者が優しくなるのでしょうか?浮気をすると恋人が愛情を持って接してくれるようになるのでしょうか?
これでは問題を解決するための行動とは言えません。ただ自身の利己主義を貫いているだけです。
ここまで説明しても浮気をする人間は屁理屈・詭弁を並べます。
- 配偶者から得られない愛情を、浮気相手から得ることにより夫婦生活を維持することができた
もうここまでいくと言い訳にすらなりません。
配偶者や恋人からの愛情が欲しかったのではないのでしょうか?浮気相手からの愛情で済むのであれば、離婚して浮気相手と結婚でも何でもすればよいのです。
数は多くないと思いますが、世の中には「浮気を公認」している夫婦やカップルもいます。浮気を公認している夫婦やカップルは、それが良好な関係を維持していくために必要なルールだとお互いに受け入れているのです。そういった人達であれば上記のような言い訳にも納得がいきます。
しかし、大多数の浮気や不倫は配偶者や恋人に隠れてコソコソと行われるものです。自身の浮気の理由に正当性があると思うなら、堂々と公表して浮気をするべきです。それができないということは、自身に非があると認めているも同然です。
浮気の理由が深刻なDVであった場合など同情できるケースもありますが、極々例外を除いて浮気を正当化できる理由などありません。浮気をしている本人が考える「浮気した理由」など、身勝手な言い訳に過ぎないのです。
現状の把握
浮気・不倫のお悩みを抱えているのであれば、まず冷静に現状を把握するべきです。まずは浮気している可能性はどの程度か、落ち着いて考えてみましょう。
- 夫の帰りが遅くなることが多くなった、繁忙期でもないのにおかしい・・・
- 妻が習い事を始めた、帰ってくるはずの時間になっても帰ってこない日が多い、妻は習い事仲間(女性)との飲み会だと言っているが・・・
上記のような、断定はできないが浮気をしているのではないかと推測してしまう状況でしょうか。
もしくは
- 夫の携帯電話・スマートフォンをこっそり見てしまった。異性とのメッセージのやり取り、しかも明らかに親密な関係であることが分かる内容だった
- 妻が異性と二人きりで歩いているところを目撃してしまった。しかも密着し、傍から見れば恋人同士のようだった
上記のような、浮気をしていることを断定してしまいたくなる状況でしょうか。
また、配偶者や彼氏・彼女の貴方に対する態度はどうでしょうか?このような状況にあっても貴方に対して優しく、今まで通りに接してくれますか?それとも、あからさまに不機嫌な態度をとられていますか?
上記のような様々な要素を考慮して、冷静に状況を把握してください。人によっては何事もポジティブに考えてしまう人や、逆にネガティブに考え過ぎてしまう人がいますので客観的な判断を心掛けるようにしましょう。
浮気の確度が高ければ、今すぐ何かしらの手段を講じる必要があるかもしれませんが、感情的に行動を起こしてはいけません。学生の方など、まだ若いカップルであれば話は別ですが、既婚者や婚約済みの方は慎重に行動すべきです。
ご自身の生活状況(お金・仕事・子供等々)を十分に考慮して行動してください。浮気問題に対する貴方の行動は、あなたの未来に大きく影響を及ぼします。
真実を明らかにするべきか
貴方が配偶者や恋人の浮気をどの程度疑っているのか分かりませんが、疑惑だけでは浮気と断定することはできません。浮気を断定するには誰もが認める証拠が必要です。例えば浮気相手と裸で抱き合っている写真や、ラブホテルに出入りする写真などです。
浮気の証拠を得るためには何らかの行動を起こす必要がありますが、行動を起こす前に一度立ち止まってよく考えてください。はたして本当に浮気の証拠を確保する必要があるのでしょうか?
配偶者や恋人に浮気をされたら、浮気を暴かなければいけないという決まりはありません。世の中には配偶者や恋人が浮気していることを知っていても放置・無視している人が大勢います。
既に配偶者に愛情がないので浮気を放置している人。浮気されていることは分かっているが、現状の生活環境を維持するために見て見ぬ振りをしている人。浮気されていることは辛いが、子供の為に気付いていない振りをしている人。様々な理由で浮気を放置・無視しているのです。
浮気を暴けば何かを失います。配偶者や恋人との信頼関係が壊れるかもしれませんし、離婚して配偶者を失うかもしれません。離婚となれば子供から父親・母親を奪うことにもなるでしょう。
見て見ぬふりをする苦しみ
浮気が疑惑の時点で感情的な行動をするのはいただけません。とはいえ、そんな状況が長い間続くと、あなたの心身にじわじわとダメージが蓄積されていきます。
- 浮気なんてしているはずが無い、わたしが信じないでどうするんだ
そうですね、それも一つの考え方でしょう。血の繋がった実の家族を除けば、この世で最も信頼出来る人間のはずなのですから。
- 浮気されているかもしれない、でも愛している、私が黙って我慢すればこの生活が続けられる
確かにそうです。相手が表向き優しく接してくれているのであれば、あなたが我慢し、それで満足ならば良いのかもしれません。
しかし、物事を前向きに考え耐え忍んでいくにも限界があります。
現実的に考えてみてください。あなたは一生のパートナーとなる人間に対して、一生不信感を抱いて生活していかなければならないということを。あなたが配偶者や恋人に対して、「浮気をしているんじゃないか?」という疑惑を持ち始めてからどれくらい経ちましたか?
1週間ですか?
1ヶ月ですか?
1年ですか?
その間にあなたはどれほどの辛い思いをしましたか?どれほど悩みましたか?
全てをうやむやにして生活を続けていくということは、その辛い思いや悩みを一生抱えて生きていくということなのです。何年か後に、浮気の事実が判明したらどうなるのでしょう。その時点で2人の関係が終わってしまったら、共に過ごした数年間は一体何だったのか。
浮気・不倫の問題は第3者がああしろこうしろと解決策を強制できる問題ではありません。仮に浮気が事実だったとしても、あなたが「許す」と一言言えば、第3者は何も言うことができません。「許す」ことで本当にあなたが幸せになれるのであれば、それが一番なのです。
しかし、今決断出来なかったことで、将来あなたが不幸になるということだけは絶対に避けなければいけません。感情的な判断をするべきではありませんが、自分を押し殺して現実のみで判断する必要はないのです。
浮気の証拠を得るための行動
「やっぱりうやむやには出来ない、けじめをつけないと」と考える方へ、いくつかのアドバイスを送りたいと思います。
浮気の証拠を得る方法は大きく分けて二つ。
一つ目は私共のような探偵・興信所に浮気調査を依頼すること。平均20~30万円ほどの費用が掛かりますが、探偵・興信所に情報を伝えればバレるリスクを限りなく抑え浮気の証拠を確保してくれます。
二つ目は自分で証拠や情報を集める方法。自分で完璧な浮気の証拠を確保することができればそれに越したことはありません。
しかし、そうは上手くいかないのが現実です。そもそも、そんなに簡単に浮気の証拠を得られるのであれば誰も苦労はしません。
であれば、完璧な証拠ではなく、浮気相手と思われる人物の名前・住所・顔写真などの情報や利用しているホテルや飲食店などの情報を可能な限り集めましょう。こういった情報は、それだけで浮気の証拠にならないとしても、探偵や弁護士に相談する際に役に立ちます。情報が多ければ探偵の費用を軽減することができます。
証拠・情報を集めるポイント
では、具体的な情報の集め方をいくつかご紹介します。以下に紹介する方法はいずれもリスクが伴います。調べていることがバレれば配偶者や恋人との関係に深い溝ができる可能性があります。そうなれば逆に攻められる立場になることもありますので、絶対に無理をしないようにしてください。
携帯・スマートフォン(リスク大:リターン大)
自分で浮気を調べると考えた時、真っ先に思いつくのが携帯電話・スマホ(パソコン・タブレット)ではないでしょうか。中身を見ることができれば浮気の証拠や情報が手に入る可能性は非常に高いです。
とはいえ、昨今の携帯やスマホには硬いセキュリティが掛かっていることが当たり前で、中身を見ることは極めて難しいでしょう。スマホや携帯にセキュリティを掛けない方やパスワードを教えてくれるオープンな方もいるでしょうが、そもそもそういう方は浮気の証拠は残しません。
運良くセキュリティを抜けることができたら「着信履歴・各種SNS・各種メッセージ・写真・ウェブブラウザの履歴・入力履歴・スケジュールアプリ」などをチェックしましょう。
ただし、個人的には携帯・スマホを覗く方法はお勧めいたしません。上手くいけば大きな見返りを得られますが、リスクが大きすぎます。
セキュリティを破るためにパスワードを入力する手元を覗いたり、寝ている配偶者の指で指紋認証を解除したりする必要がある為、バレる危険性が非常に高くなってしまいます。また、間違えて各種メッセージに「既読」を付けてしまうようなことがあれば完全にアウトです。
車(リスク中:リターン中)
配偶者が自家用車で浮気をしているようであれば、車内を調べることで色々と分かるかもしれません。
注目するべきポイントは「車内のゴミ袋・座席シートの下・グローブボックス・小物入れ・カーナビの履歴・走行距離・ドライブレコーダー」など。自家用車なら怪しまれることなく調べることができる方も多いかと思います。個人的には自家用車のチェックはお勧めです。
また、車内に「ICレコーダー」を仕掛けるのも有効な手です。ハンドル下奥やシートの下などに仕掛ければバレずに音声を録音してくれるでしょう。録音した音声は雑音が多くなることもありますが、言ってることが分からなくても異性が同乗していることが分かるだけでも十分です。そういった情報により、確信を持って浮気を調べることができるようになります。
最新のドライブレコーダーには停車中でも360度の角度で撮影するものもあるので、車内を調べる際は十分に注意してください。(ちなみにICレコーダーは自宅(配偶者の部屋など)に仕掛けるのも有効です)
財布・カバン(リスク中:リターン中)
財布やカバンからも色々な情報を得ることができます。
チェックポイントは「財布内の現金の増減・レシート・領収証・ホテルや飲食店のメンバーズカード・避妊具」など。その他にも見慣れない携帯・スマホや女性用の小物などが見つかることも。
カバン内の物の配置が変わっただけで調べたことに気付く人もいるので、簡単そうに思えてもリスクは高めです。
配偶者や恋人が入浴している最中や、一人で出掛けているタイミングで調べるようにしてください。避妊具やラブホテルのメンバーズカードなどが見つかった場合は撮影して残しておきましょう。
Suica等の交通系ICカード(リスク中:リターン中)
配偶者や恋人が使っている「Suica」等の交通系ICカードの履歴を確認すれば利用した駅が判明します。財布やカバンを調べることができるなら交通系ICカードを調べることも可能なはずです。
数年前までは実際に駅の券売機を利用しなければICカードの履歴を確認できませんでしたが、今はスマートフォンのアプリで簡単に確認することができます。
iPhone用・android用共にありますので、アプリストアで「ICカードリーダー」で検索してダウンロードしてください。アプリは何種類かありますが大きな差はありませんので好みで選んで問題ありません。
履歴は一定期間しか残りませんのである程度の頻度でチェックする必要がありますが、上手くいけば浮気相手の最寄り駅まで分かることもあります。
行動パターンの記録(リスク小:リターン小)
配偶者や恋人の日々の行動記録を残しておくのも有効です。出勤時間や帰宅時間を残しておくことで、浮気をしていた可能性のある日時が絞れます。
こういった記録はご自身で浮気を調べている方にとっても役に立ちますが、探偵・興信所に浮気調査を依頼する際にも役に立ちます。浮気をする日時が絞れていれば調査日数を減らすことに繋がり、結果として費用を押さえることになります。
また、帰宅時間と合わせて、配偶者や恋人とのやり取り等を日記形式で残しておくのも有効です。
浮気が真実だったとき
配偶者や恋人の浮気が発覚した・・・浮気の疑惑が確信に変わってしまったとき貴方はどうするべきか。
「浮気の発覚」とは、すなわち「第三者から見ても浮気をしていたことが明白な状態」であることです。つまり「浮気相手とラブホテルへ出入りする映像」や「浮気相手と裸で抱き合う写真」などの「浮気の証拠」を確保した後にどうするべきかという話です。
浮気をしたのが恋人であればご自身の好きにすればよいでしょう。別れるも良し、もう一度信じてみるのも良し。(婚約しているのであれば別ですが)
しかし、既婚者の場合そう簡単にはいきません。
- 配偶者と浮気相手から慰謝料をとって離婚する方
- 離婚はしない、浮気相手から慰謝料だけはとる方
- 別居して今後のことを考えてみようという方
- お互いの夫婦で話し合い、穏便に済ませたいという方
- 今の生活が壊れるのが怖いから気付いていない振りをする方
上記のように夫婦によって様々なパターンが考えられます。
ただ、探偵に浮気の証拠を撮ってもらったり、ご自身で浮気の確たる証拠を見つけた時、後先を考えずにすぐ問い詰めるのは得策とは言えません。本記事で度々お伝えしてきましたが、物事を考える時は出来るだけ感情を抑え冷静に判断することが重要です。
私は目の前で泣く依頼者様を何人も見てきました。ですから、感情を押さえることがいかに難しいかは分かっているつもりです。感情を捨て去れと言うつもりもありません。
浮気をされた側にとって、その悲しみや悔しさは簡単に言い表せるものではありません。夫・妻との楽しかった思い出もあるからこそ悔しさを感じたり、悲しくなったりするのだと思います。
しかし、悲しんでばかりはいられません。貴方の人生は続いていきます。まずは今後どうしていくのか、自分やお子様にとって何が一番大切なのかをよく考えてください。
浮気を許し、夫婦関係を修復することを目標として一緒に暮らしていくのか。離婚をしてお互い新しい人生を歩むのが良いのか、その時の感情だけで安易に物事を決めてしまわないように気を付けてください。
浮気の証拠があれば離婚することは難しくないでしょう。しかし、一度は一生添い遂げると誓い合った仲です。熟慮してください。お子様がいるのであれば尚更のことです。
それでも許せないのであれば離婚も仕方ないかと思います。人それぞれ考え方や価値観の違いがあるので最終的には「浮気をされた人」が決断をするべきで、その決断を他人が否定することはできません。貴方の決断に善悪などないのです。
けじめはしっかり
離婚をするにしても夫婦関係を再構築するにしても、しっかり「けじめ」だけは付けておきましょう。
けじめとはつまり「誰が誰に被害を与えたか」ということについてです。
そんなの「浮気した人が浮気された人に対して精神的被害を与えたに決まってる」と考えるのが当たり前ですよね。しかし、その「誰に非があったのか」という部分に関して最終的にうやむやになってしまっているケースがよくあるのです。
例えば慰謝料をとって離婚するというケースであれば、浮気した側が非を認めて、浮気された側に慰謝料を支払っているわけですから問題ありません。離婚理由を知らない第三者から見ても、どちらに問題があったのかは明白ですから。
しかし、話し合いで穏便に済ませようとした場合だと「どちらに非があったか」という部分に関してうやむやで終わってしまう場合があるのです。
話し合いの場では「裏切ってしまいすまなかった、傷つけてごめんなさい」と言っていても、話し合いの最後にはこう言うのです「貴方にも非がある、貴方のこういうところが嫌で浮気してしまった、だからお互いさまだよ」と。そして、そんな話を聞いて「浮気された自分にも悪いところがあったんだ、理解してあげなきゃ」と納得してしまう。
本記事の「浮気は誰に責任があるのか」の項目で書きましたが、浮気は「浮気をした人」が100%悪いのです。「浮気された方にも非がある」なんて言っているのは「いじめられる側にも悪いところがある」と言っているのと同じですから。
夫・妻に不満や要求があるなら話し合うべきなのです。浮気してしまうぐらい追い込まれてるなら、家族でも親族でも集めて話し合えばよいのです。浮気なんてしてないで、離婚するかしないかを決めるギリギリの話し合いをするべきなんです。
離婚するかしないかは置いておいて、どちら有責配偶者なのかを必ずはっきりさせておくべきです。
話し合いで穏便に済ませる場合でも「浮気をしたこと、精神的苦痛を与えたこと、全面的に非を認めること」などの内容を含んだ念書はとっておくべきです。念書があれば第三者にもどちらに非があったかのかを証明できます。
念書を取らずに離婚してしまった場合、浮気をした夫や妻があなたの両親・親族・友人・同僚に「離婚原因は貴方にある」とふれまわってしまったらどうなるでしょう?
浮気の事実を知らない人達は本当に「離婚原因は貴方にある」と思ってしまうかもしれません。ですから、どのような状況になっても「自分に非は無く」「浮気をしたのは貴方の配偶者」であることを証明できるようにしておくべきなのです。
浮気のけじめ~さいごに
結婚して10年・20年も経てば、結婚当時に抱いていた愛情が消えかけている夫婦もいると思います。それは恋人関係でも同様で、長い期間交際していれば愛情が薄れてもおかしくありません。自身の配偶者や恋人に何かしらの不満を持っている方も、相当数いるでしょう。
しかし、だからといって浮気をして良いわけではありません。
配偶者や恋人に不満があるのならそれを伝え、話し合わなければいけません。それでも折り合いがつかないのであれば、離婚や別れという選択肢もやむを得ないでしょう。それは仕方がありませんし、誰も責めることはできないはずです。
どのような結果に至るとしても、その過程では責任と義務を果たし、筋を通さなければいけません。
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