悪質な探偵に騙されないために1 データ編

現在、探偵業(興信所)を生業とするためには各都道府県公安委員会への届け出が義務化されています。

当探偵社は神奈川県相模原市に所在しますので、神奈川県相模原警察署を通じて神奈川県の公安委員会に届け出を済ませております。

ちなみに当探偵社の探偵業届け出番号は「神奈川県公安委員会 第45140040号」です。



実は10年ほど前までは、届け出などしなくても探偵業を営むことが出来ました。探偵業が届け出制になったのは「探偵業の業務の適正化に関する法律」が平成19年の6月に施行されてからになります。



ではなぜ「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行され探偵業が届け出制になったのかというと

  • 調査依頼者と探偵・興信所との間にトラブルが非常に多かったため(金銭に関することや契約不履行等)
  • 違法な調査手段や犯罪に繋がる調査が横行していた



上記のような理由から不適切な営業活動を是正するための手段の一つとして探偵業の届け出制度が始まりました。


探偵・興信所業界からトラブルはなくなったのか?

「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行されてどうなったのか。

調査依頼者と探偵・興信所との間のトラブルは減ったのか?

違法調査はなくなったのか?



ちょっとここで全国の消費生活センター及び国民生活センターに寄せられた「探偵・興信所に関する相談件数」を見てください。


平成23年1685件
平成24年2010件
平成25年1734件
平成26年3199件
平成27年4305件
平成28年5224件(前年同期2756件)



上記のデータは国民生活センターのホームページ(平成29年1月31日現在)からのものです。平成28年はまだ集計が完全ではないようです。

データには過去6年間に寄せられた相談件数しかありませんから、「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行される以前との比較はできません。

と、思っていたらインターネットで検索すると平成13年から17年のデータと思われるものを見つけることができました。どうやら法律が施行される前の相談件数は毎年1000件台だったようです。


平成13年974件
平成14年1301件
平成15年1375件
平成16年1624件
平成17年1665件



「探偵業の業務の適正化に関する法律」施行以前のデータと直近6年間(平成23年から平成28年)のデータと比較してみても相談件数が減っているという印象はあまりありません。それどころか平成26年からの3年間では明らかな相談件数の増加がみられます。



相談内容 事例(国民生活センターホームページより引用)

  • 嫁の不貞調査を興信所に依頼したが、頼んだ時間帯の調査をしていない。その分の料金は返金してほしい。
  • インターネットで探した興信所に夫の素行調査を依頼したが、報告書もなく「何もわからなかった」と言われた。騙されたと思うので返金してほしい。
  • 携帯電話にアダルトサイトの未納料金請求メールが届いた。相談しようとインターネットで検索し、公的機関だと思って見つけた探偵業者と契約し、料金を支払ってしまった。今後がどうなるか心配だ。


トラブルが減らない探偵業界

前述した消費生活センター及び国民生活センターに寄せられた「探偵・興信所に関する相談件数」をみると、「探偵業の業務の適正化に関する法律」の施行後も苦情・相談件数が全く減っていないことがはっきり分かります。

減るどころか増加傾向です。

探偵・興信所業界に身を置く私は、このトラブルの減らない業界の現状を日々肌で感じています。



現在も多くの方が法外な調査料金を払わせられ、本当に調査を実施しているのかも疑わしいと感じさせるような調査報告書を受け取っている現状。

そういった悪質な探偵社・興信所が今すぐになくなるとは考えられません。では、騙されないためにはどうすれば良いのか。次回更新では悪質な探偵社に騙されないための具体的なポイントなど書いていきたいと思います。


主な探偵業務エリア

探偵・興信所「マックス調査事務所 相模原」では神奈川県相模原市を拠点として、全国を対象とした探偵業務活動(浮気調査・人探し等)を行っております。神奈川県相模原市の周辺地域(八王子市・町田市・厚木市・座間市・大和市等)では無料出張相談も行っております。移動経費等、一切費用はいただきませんので、お気軽にご相談ください。